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塩爺の講演会 その2

またも塩爺の講演会に行ってきた。

実は「ソフトウェア・エー・ジー カスタマー・カンファレンス2009」の基調講演で、「~日本の宿題 今日を読み明日に生かす~」というお題で元財務大臣 塩川正十郎氏が話をしたのだ。
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まず最初に麻生政権がどこまで続くかということがでた。このままでいくと解散はむつかしいということらしい。政治の無責任もあるがとりあえず88兆の予算が通った。予算関連法案が可決された。

それで今問題になっていることで面白かったのは、日本の船がソマリアあたりで海賊に襲われるというのだ。これがけっこうな件数になっているそうで、ただ荷物がねらいではなく、船長をはじめ船員を人質にとり、ドル建てで高額な身代金を要求するそうである。

海上保安庁はあるのだが、小さな船しか持ってなくてしかも能力的に解決は無理なようだ。それでドイツの軍隊に危ないところを助けてもらったこともあるという。

そこで自衛隊の登場ということになるのだが、自衛隊が出動となると自衛権の発動と言うことがでてくる。となると外国人や外国の船は関与せずとなってしまう。

こののち人事院と政府との関係もとりざたされた。もともと人事院とは進駐軍によってできたものだそうだ。天皇のためでなく国民のための公務員制度である。

公務員は首にならないとか、給与をちょうせいするのだ。人事院の仕事は人事管理当が主なのだがこれを総理大臣のもとにおくと言う。G8サミットが7月2・3日で開かれるが首相はなんとしても参加したいようだ。歴代の首相もかかわっているからだ。

ひとつの職務を違う省庁とつながりをもたせる。総務省から財務省へというように。

このほか下水道のこと。食料管理庁のこと。経済活力回復-米のオバマ政権もやっているようだがまだ評価できるような状態でない。

民間のビジネスで資金を活用する。刑務所なども民間がやっている面もある。
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建築の偽装があったせいで建築基準法がきびしくなり運用がむつかしくなっている。オレオレ詐欺の対策で金の流れを止めるような動きがでている。つぶれかかった自動車会社の救済など諸問題もある。

いずれにしても新たな技術でしくみを作っていくのが大事なようだ。

しかし塩爺は実際の年より若く見えますねえ。





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